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寒い日は、‘감자탕(カムジャタン)’で体ポカポカに
POSTED / 2020.12.05
アンニョンハセヨ(안녕하세요)?
STUDIO KOREANです。
ソウルは朝の最低気温が氷点下まで下がり、寒さが身に染みる時期になってきました。
寒い日には、温かいものを食べて体を温めるにつきますよね!
この時期、特に食べたくなる韓国料理といえば何といっても‘감자탕(カムジャタン)’です!
韓国には数多くの鍋料理がありますが、本日は‘감자탕(カムジャタン)’についての豆知識をご紹介したいと思います。
さて、‘감자(カムジャ)’とは何のことかご存知でしょうか?
正解は、「じゃがいも」です!
ちなみに、「じゃがいも」料理を代表する「フライドポテト」は、韓国語で‘감자튀김(カムジャティギム)’と言います。
‘튀김(ティギム)’が「揚げ物」にあたるので、‘감자튀김(カムジャティギム)’を日本語に直訳すると、「じゃがいもの揚げ物」になります。
韓国ドラマによく出てくる屋台では、 ‘떡볶이(トッポッキ )’と一緒に‘튀김(ティギム)’を売っているところが多く、‘튀김(ティギム)’を‘떡볶이(トッポッキ )’の甘辛いタレにつけて食べるのが韓国風です!
残念ながら、屋台で‘감자튀김(カムジャティギム)’を目にすることは多くありませんが、代わりに‘고구마튀김(コグマティギム;さつまいもの揚げ物)’を味わうことができます!
さて、‘감자(カムジャ)’がじゃがいもであるならば、‘감자탕(カムジャタン)’は何鍋かお分かりになりましたでしょうか?
「じゃがいも鍋!」と回答された方、残念ながら不正解です!
‘감자탕(カムジャタン)’とは、豚肉と豚の背骨をネギやにんにく、シナモン、ローリエの葉、当帰、八角などと一緒に煮込んで作られた料理です。
具材にじゃがいもが入ることが多いですが、‘감자탕(カムジャタン)’のメインは「豚の背骨」なんです!
‘감자탕(カムジャタン)’の名前の由来については、「豚の背骨」のことを‘감자(カムジャ)’と呼ぶからという説や、じゃがいもが入っているからなど諸説ありますが、いつからそう呼ぶようになったかなど詳しいことは解明されていません。
じっくりと煮込まれたスープにホロホロの豚肉、味の染み込んだお野菜がたまりません!
スパイスの効いたスープを味わいながら、〆をご飯にするか麺にするか…なんと幸せな悩みでしょう。
ぜひ、皆さんも‘감자탕(カムジャタン)’を食べて寒い冬を乗り切ってみてください。
最後に一言、カムジャタンはとっても美味しいですが、服に匂いが移ってしまうので要注意です!
그럼 안녕히 계세요!
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