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韓国でも通じる日本語
POSTED / 2020.12.11
アンニョンハセヨ(안녕하세요)?
STUDIO KOREANです。
‘サシミ’、‘タマネギ’、‘モチ(餅)’、‘チラシ’、‘ウワギ(上着)’、‘ブンパイ(分配)’、‘ワク(枠)’、‘イッパイ’、‘ショウブ(勝負)’…
どれも、皆さんが普段からよく使っている単語ではないでしょうか?
実は、これら全て韓国でも通じるんです!
皆さんもご存知の通り、1910年日本(大日本帝国)は朝鮮(大韓帝国)を植民地とし、朝鮮総督府の統治下に置きました。
1910年から1945年まで続いたこの時期を、韓国では‘일제강점기(日帝強占期;イルチェカンジョムギ)’と呼んでいます。
「말모이( 邦題「マルモイ ことばあつめ」)」(2019年公開)という映画にも描かれているように、植民地統治下、朝鮮語の使用は取り締まりの対象となり、日本語の使用が強制されていました。
植民地支配の解放から75年経過した今でもなお、当時浸透した日本語の名残が深く残っているというわけです。
韓国の国立語学院(국립어학원)が発行した『일본어 투 용어 순화 자료집(日本語式用語純化資料集)』によれば、1,171もの日本語式表現が韓国で一般化しているとのことです。
韓国の街中で聞き覚えのある日本語が聞こえてくるかもしれませんね。
本日は、韓国でも通じる日本語を通して日本と韓国の歴史に触れてみました。
그럼 안녕히 계세요!
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